指定相続分

相続において相続分には幾つかの種類が存在します。まず1つに法定相続分がありますがこちらは被相続人がその財産の相続分を指定していない場合に適用される方です。ようするに被相続人が決めていなかったので法に基づいてその財産の分割をするということになります。この場合には2分の1やら3分の1やらとざっくりとした分割となります。一方でもう1つの指定相続分は指定という名称の通りに被相続人が遺言等でその財産の相続先を指定していることです。効力としてはこちらの方が強く、法定相続分より優先して適用されることになります。ちなみに指定自体は被相続人本人が必ずする必要がなく、第三者にその指定を委託するということも可能で、こちらも同様に効力を持ったものとなります。尚、相続の際には遺留分という制度がありますが、この制度を侵害していてもこの遺言による相続は無効ではなく効果がしっかりとあります。指定ということで法定に比べると細かな分割をすることが可能であり、9割をAに1割をBにといったことができます。しかしもちろんこれが適用されるのはその遺言が本当に効力を持っている時です。もし遺言として認められない場合には当然この相続分も利用することができないということになります。
海08

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